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連載:私の農業経営/農福連携で規模拡大目指す――新潟県上越市・早津知祥さん(2026年7月1週号)

▼はやつ・ちあき▼34歳▼合同会社J・ロカフード業務執行役員▼J・ロカフードの経営概要=水稲11品種38㌶、エダマメ4品種10㌶、キャベツ3.5㌶、カリフラワー50㌃、ピーマン20㌃、ハウスで水耕のリーフレタス、パクチーなど栽培▼収入保険に加入

 私は尾﨑実さん(38)と共に、2025年4月に「合同会社J・ロカフード」を設立しました。以前は個人農家でしたが、共同で除雪受託業者を立ち上げていたことから、会社設立に至りました。スキルアップにつながり、雇用条件が整ったほか、社会保障が充実したことが一番のメリットです。

 また、弊社は農福連携に積極的に取り組んでいます。私の母が代表を務めている就労継続支援A型・B型事業所「一般社団法人土の香工房」を利用する方々に作業委託をしています。
 

「サポートし合って楽しく営農しています」と話す早津さん㊧と、代表社員の尾﨑さん㊨

 大きな機械を使用する作業は私たち2人で基本的に行いますが、農作物の収穫や袋詰め、苗箱の洗浄など、さまざまな作業を委託しています。私は土の香工房にも籍を置いているので、農作物の生育状況を把握しつつ、利用者の作業日程や作業内容のスケジュール管理を行っています。
 作業当日は、土の香工房の職員が付き添い、利用者の体調を考慮しながら、日陰や室内での作業を中心に行ってもらいます。農業は時期により人手が必要になることが多いので、特に面積が増えた今は、人手不足の解消につながっています。
 リスク管理では、7月に収穫期を迎えるエダマメを、JAえちご上越などの価格変動の少ない大口の出荷先と契約しています。また、水稲では11品種を作付けして作期分散を行い、自然災害や価格の低下に備え、最後のとりでとして収入保険に加入して経営安定に努めています。
 今後も継続して農福連携を積極的に行いながら、事業規模の拡大を目指し、水稲100㌶、園芸作物20㌶を目標にみんなで頑張っていきたいです。

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