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連載:私の農業経営/南魚沼の米を台湾に輸出/新潟県南魚沼市・笠原大輔さん(2026年9月3週号)

▽かさはら・だいすけ▽43歳▽株式会社Qzaemon(キュウザエモン)代表取締役▽水稲9.5㌶、サツマイモ4㌃
▽収入保険、農機具共済に加入

 2018年に就農、法人化し、株式会社Qzaemonの代表取締役をしています。水稲、サツマイモの栽培のほか、お弁当やおにぎり、干し芋などの加工品の販売にも取り組んでいます。
 収入保険は自身の販売収入ベースで判断できるので、以前加入していた水稲共済に比べて保険として非常に分かりやすいです。また、共済では補償対象外の品目も補償対象になるので、複合経営をしている人にはメリットがあります。近年は米価の乱高下、異常気象による災害があるので、安定的な農業経営を行う上で必要不可欠な保険だと感じています。
 

「農業経営のセーフティーネットとして収入保険は大切です」と笠原さん

 経営の安定化のため、2年ほど前から台湾へ米を出荷しています。現地の百貨店などでは、おにぎりや2㌔程度の少量の米袋で販売されています。国内では米離れや米余りが懸念されている中、南魚沼産「コシヒカリ」は海外でもブランドとしての知名度が非常に高いため、海外に販売を展開して安定した農業経営につなげたいと考えました。
 現在の従業員は6人で、全員が加工部門で作業を行っているため、生産現場が手薄になっています。今後は生産現場を専門で管理する人を雇い、生産の質をもっと上げていきたいです。
 今後は買い物ができない方へのおにぎりやお弁当の宅配サービスも考えています。スーパーの大型化や都市部への集中化で、身近なスーパーが無くなる中、需要を先取りした取り組みで集客を図りたいです。
 今後も販売方法の工夫と収入保険で、持続的な農業経営を目指します。

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