NEWS & INFORMATION

ニュース

農業守りたいと法人を設立・経営/多品目で安定生産へ/五泉市・(株)蛇場農産(2026年5月4週号)

 「手間暇かけて育てた農産物を無事に収穫できた時は、すごくうれしいですね」と話すのは、五泉市笹野町にある「株式会社蛇場(じゃば)農産」の伊藤国義代表取締役(51)。従業員6人を雇い、水稲やネギ、サトイモ、アスパラガスなど多品目栽培に取り組んでいる。

「取れたてのアスパラガスを味わってほしいです」と伊藤代表

 元々、建設業を営んでいた伊藤代表。地元農家の高齢化や担い手不足が心配され、農業を守っていきたいという思いから2012年に同社を設立した。蛇場という名前は、五泉市に伝わる大蛇伝説に由来し、地域農業の繁栄への思いが込められている。
 同社の中でも特に人気を集めるのが「グリーンアスパラガス」だ。「甘くて、みずみずしく根元まで柔らかい」と評判が良い。

栽培している「グリーンアスパラガス」

 高畝栽培により水はけや風通しの良い環境をつくることで、健康的な茎に育てることができるという。しかし、近年は異常高温で河川の水が渇水状態となり、アスパラガスが枯れる被害に遭った。
 「これからは、気候変動に対応した作物作りが重要です」と伊藤代表。農産物を安定的に生産できるよう日々、従業員と切磋琢磨(せっさたくま)している。
 「農業は大変な時もありますが、おいしいアスパラガスを消費者の皆さまに届けるために今後とも頑張りたいです」と伊藤代表は力を込める。

to_top