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にいがた版3月1週号

「ル レクチエ」をカービングコンポートに
1年中味わって

土田広樹さん 三条市

「新潟名産の西洋ナシ『ル レクチエ』をもっと多くの人に知ってほしい」との思いから「カービングコンポート」を販売している三条市井戸場の「土田農園」代表の土田広樹さん(40)。ル レクチエに彫刻を施し、通年食べられるようにとコンポートに加工。ル レクチエの新たな魅力を発信している。

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カービングコンポートをPRする土田さん

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スイーツにトッピングすることで華やかに

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ル レクチエをバラの形に彫刻する

ル レクチエは、豊かな水と肥沃(ひよく)な土壌を持つ本県で主に栽培されており、高級品としても有名だ。しかしながら、西洋ナシの中でも栽培が難しく、栽培面積が少ないため、県外での知名度が低い。
これまで土田農園では、知名度の向上や売り上げの増加につながるようなPRを積極的に行ってきた。カービングコンポートは、その中の一つで、より多くの人の目に留まるようにと、今までにないルレクチエの形を生み出した。
コンポートに加工することで通年販売が可能になり、バラや葉の形に彫刻することにより見た目にインパクトが加わる。彫ることで味が染みわたり、繊細な果実の味をさらに際立たせるという。そのまま食べるだけでなく、ケーキなどのスイーツにトッピングすることで、見た目も華やかになり高級感が増す。
見た目の美しさが評判となり、贈り物として購入する人が増え、現在、同農園の大人気商品となっている。他にも、ル レクチエのドライフルーツやコンフィチュール(ジャム)なども手掛けており、贈答用などの販売拡大に力を注いでいる。
また、土田さんは三条の果実のPRと産地としての認知度を高めるため「三条果樹専門家集団」を立ち上げた。近隣の生産者同士が協力して、果樹を販売できる環境づくりにも取り組んでいる。地域の未来を見据え、次世代につながる農業をしたいという。
「いくら自分が頑張っても、それを継ぐ子供がいなければ、いずれ農業は廃れていってしまいます。子供たちにとって魅力的でなりたい職業ナンバーワンにしていくことがこれからの目標ですね」と抱負を話す。
(田沢天雅)

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