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にいがた版 4月3週号

地産地消の弁当、総菜を製造
地域と共にずっと

NPO法人「よもぎの会」 上越市

地元農産物の加工・販売や高齢者への配食活動などを精力的に行っている上越市牧区のNPO法人「よもぎの会(小林良子理事長=73歳、構成員=15人)」。1999年、旧牧村の特産品開発のために発足したグループは、NPO法人となった今も、地域に寄り添いながらさまざまな地産地消の取り組みを行っている。

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弁当や総菜はすべて手作り


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地元農産物を使った総菜

「牧で取れる食材を生かして、安心・安全なものを提供していきたいです」と話す小林さん。よもぎの会で調理している弁当や総菜に用いる野菜などは、地元農家の厚意により低価格で仕入れている。
「中には規格外品もあり、処理に手間が掛かることもありますが、お客さんがよもぎの会が作った弁当や総菜を好んで食べてくれます。持ちつ持たれつだなと、人の温かさに感謝しています」と笑顔で話す。
毎週火曜と金曜、拠点としている体験交流施設に設けられた加工所で弁当や総菜を調理。野菜の煮物や山菜の和(あ)え物など、季節に合わせたメニューを地元JAや市役所の売店に配送し、販売している。
同法人では、2011年から高齢者への配食活動も行っており、毎週金曜日に調理し、注文者の自宅へ配送している。65歳以上の一人暮らし世帯と高齢者世帯が対象で、毎週、平均して10人程度が利用しているという。
「柔らかいものばかりだと食べ応えがありませんし、バランスの取れた献立を考えるのはなかなか大変ですね」と小林さん。手作りの安否確認シートも配布しており、配達とともに高齢者の様子を確認することも活動の一環だという。
その他にも、農業や食の体験交流事業として、そば打ちや冬の遊び体験、レンコン掘りなど年間で約20回開催している。中でも、餅つきやみそ造り体験は、複数回に分けて開催するほどの人気ぶりだ。
小林さんは「今後も集落との関わりを密に活動を進めていきたいです。地域の人にもっと参加してもらえるよう取り組みを進めていきたいですね」と未来を見据える。
(中嶋未来)

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