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にいがた版 11月2週号

最“幸”級の米目指す

㈱山本家代表取締役 山本 克幸さん 南魚沼市

「生産者としてお客さんの顔を知り、顔を思い浮かべながら、米作りをしていきたいです」と話すのは、南魚沼市大崎の「株式会社山本家」代表取締役・山本克幸さん(39)。農業の楽しさや魅力を伝え、次の世代・未来につながる農業の可能性を模索している。

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「生産者の思いが伝わる米作りで、食べた人を
幸せにしたいです」と山本さん

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株式会社山本家の「コシヒカリ」

株式会社山本家では、全ての圃場約10㌶でコシヒカリを栽培。圃場ごとの土壌分析結果を基に肥料を設計し、自家製有機堆肥や植物性ボカシ肥料を使って、減農薬・有機肥料栽培を主軸に取り組んでいる。あえて収穫量を抑えて、食味を追求した栽培方法を行っている。
山本さんは、地元の高校卒業後に上京したが「はっきりとした四季を感じられる自然豊かな南魚沼の地で、農業の楽しさや魅力を多くの人に知ってもらいたい」と24歳の時、農業の道へ進もうと帰郷した。
南魚沼で14年間、地元企業で仕事をしながら、父の文昭さんの農業を手伝い、稲作を一から勉強。知識と技術を高め、今年3月に同法人を立ち上げた。
「米農家だからといって、ただ米を生産しているだけではいけません。食卓と農業の距離を縮めたいです」と山本さん。農業に触れる機会が少ない人たちに「生産現場の過程を少しでも体験し感じてもらいたい」と、数年前から農業体験ツアーを企画している。
「春に田植え体験や草取り体験、秋には収穫体験など、お客さんと楽しみながら米作りをしています」と笑顔を見せる。若い人たちや子供連れの家族まで、さまざまな人たちが参加しているという。
「お客さんの顔を知ることによって、責任感やモチベーションが上がります。もっと高品質な最高の米を作り、食べた人が幸せを感じられる最“幸”なものを届けたいです」と力強く話す。
「今後やりたいことは尽きないですが、まずはお客さんや地域との信頼関係を一層深めていき、しっかりとした基盤を築きたいです。これからも農業を通して食の大切さと最“幸”級の幸せを感じられる米作りをしていきたいですね」と意欲を見せる。
▽㈱山本家のホームページアドレス=http://www.yamamotoke.co.jp
(山田大輔)

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