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にいがた版 7月4週号

新営農支援システム「未来ファームMINORI」開発

株式会社ふるさと未来・上越ICT事業協同組合 上越市

圃場ごとの年間作業計画を入力できる新営農支援システム「未来ファームMINORI」。的確な指示による作業時間の短縮や、人・機械の調整が容易になるだけでなく、作業者間で作業内容の共有ができる画期的なシステムだ。

 

 

(7-4)トップ「デスク」1

作業計画一覧表。圃場ごとに
作業計画を作成できる

 (7-4)トップ「デスク」3

作業指示書。作業担当者
ごとに表示され、紙での
出力が可能

(7-4)トップ「デスク」2

ICタグにスマホをタッチ
すると圃場の名前や作業内
容が表示される

新営農支援システムは、上越市柿崎区上直海の農業法人「株式会社ふるさと未来」と地元IT企業でつくる「上越ICT事業協同組合」が農林水産省の事業を活用して開発し、今年から販売を開始した。
同システムは、農作業スケジュールを組めることが最大の特徴。栽培する品目の基本的な育成手順を作成し、同システムに圃場ごとの作業計画を入力する。作成した作業計画は、一覧表やマップで確認することも可能だ。
◎作業指示書の出力可能
圃場ごとの作業計画に、担当者や農機具などを指定して、作業を振り分ける。作業が集中する日が一目で分かるため、偏らないよう計画することで、作業者の労働負荷の軽減につながる。
入力した作業計画から担当者ごとの作業指示書が作成されるため、リーダーは作業指示書を作成する手間が省ける。作業指示書は、スマホと連携できるだけでなく、紙でも出力できる。
作業者は、指示書に沿って作業するだけなので、臨時で作業を依頼した人にも、的確な指示ができる。その日に予定した作業が終了しなかった場合の計画変更も簡単だ。
◎ICタグと連動
作業計画は、現場のICタグと連動。圃場などに設置したICタグにスマホをタッチすると、圃場の名前が表示されるので、圃場で迷うことがない。その日の作業内容も確認できるため、作業を間違う心配もない。作業担当者、作業内容、開始時間、終了時間などの記録を取ることができる。
同システムを導入した農業者からは「他のシステムも使ったが、ようやく自分に合ったシステムに出合った」「スタッフへの指示が楽になった」と好評を得ている。
現在も同システムの改良が進められており、今後、グループウェアや水管理作業の負担が大幅に改善できる「自動給水栓システム」と連携する予定だ。
料金は導入初期費用が15万円(税別)、月間利用料が6500円(税別)。
問い合わせは、「上越ICT事業協同組合」電話025(526)4718まで。

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