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にいがた版 8月4週号

海外向けオーナー制度開始
ファン増やし米輸出促進へ

新発田市

新発田市では、新発田産米を海外へ輸出し、同市の農産物をPRするとともに、農家所得の向上を目指している。「新発田のファン」を増やそうと、本年度から海外向けの米オーナー制度も開始し、海外への発信力を強化している。

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5月に行われた田植え体験。
9月には稲刈り体験を予定

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海外向け販売促進
用のポスター

新発田産米の輸出やオーナー制度は、新発田市と市観光協会など官民でつくる観光マネジメント組織「新発田版DMO」が中心となって実施。同市農林水産課の長谷川英一課長は「新発田のおいしいお米を知ってもらい、観光客誘致につなげたいです。また、国内の米価維持のためにも、輸出を一つの選択肢として確立していきたいです」と力強く話す。
輸出を始めた2017年度の輸出量は25㌧だったが、本年度は大幅に増やし、268㌧を計画。台湾や香港、ハワイへ輸出する。輸出する米は「コシヒカリ」と「こしいぶき」の2種類。コシヒカリは「新発田のおいしいお米コンテスト」の上位入賞者、こしいぶきは上位入賞者に加えて、20㌶以上作付けしている大規模農家を対象としている。
輸出は、日本産米の輸出専門商社「WAKKA〈ワッカ〉 JAPAN〈ジャパン〉」を通して行う。同社の現地法人が現地で精米して販売するため、販売価格が抑えられるだけでなく、精米したての新鮮な米が食べられると好評だ。
オーナー制度は、この輸出の仕組みを利用し、同市の農家と連携して取り組んでいる。台湾の旅行業者が募集したオーナーには、収穫した新発田産のコシヒカリ60㌔が送られる。
オーナーには、春・秋2回の旅行プランに参加してもらい、田植え、稲刈りを体験してもらう。5月下旬の田植え体験では、台湾に住む夫婦や親子、レストランの経営者など、さまざまな人が参加した。
「新発田のお米がどのように作られ、なぜおいしいのか、農家が実際に作っている現場を見てもらうことができて良かったです。参加者からの口コミでの波及効果にも期待したいです」と長谷川課長は話す。9月下旬には稲刈り体験をする予定だ。
「今までの課題を整理して、台湾だけでなく、ハワイなど、新発田の米が届く海外の皆さんにもオーナー制度を広めたいです。農家の皆さんが米作りを進める上で、輸出という道も選べるよう、売り先を確保し、この輸出事業を継続させていきたいです」と展望を話す。

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