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にいがた版 10月4週号

小学生が栽培した米でオリジナルスイーツ
華麗舞をPR

妙高市立新井小学校5年生 妙高市

妙高市立新井小学校の5年生68人が、地元の菓子店と共同で限定オリジナルスイーツを開発。9月28日に開催された食のイベント「妙高あらいうまいもんまつり」で販売し、来場客から好評を得た。

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児童自らのぼり旗を持ち商品をPRした

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イベントで販売した(右から)華麗舞、
クッキー、マフィン

新井小学校では、児童に農業体験を通じて故郷の良さ、農業の大切さを実感してもらうことを目的に、5年生がカレーライスに合う水稲品種「華麗舞〈かれいまい〉」を栽培。収穫した米を毎年、同イベントでPRを兼ねて販売している。
今年のイベントテーマが「スイーツ」だったことから、同市の米粉を使った菓子の人気店「スゥイーツ工房くみ」代表の柴田久美子さん(61)とコラボし、商品開発に取り組んだ。
まず、児童が華麗舞を原材料とするスイーツ12種類を考案。その中から、柴田さんが食感や屋台販売のしやすさなどを考慮し、マフィンとクッキーの2種類を試作した。
マフィンはココア味で、「もちもち」「ふわふわ」な食感にチョコチップを混ぜてアクセントを加えた。クッキーは米粉の配合を多めにすることで「サクサク」感を出し、表面にレモン汁を塗って酸味を強めた。
児童が試食してどちらか一つのスイーツに絞り込む予定だったが、あまりに出来が良かったため、両方とも販売することとなった。
柴田さんは「子供たちの自由な発想が自分の刺激になりました。初めて華麗舞を材料にしたので不安はありましたが、米粉の風味がうまく出せたと思います」と話す。
スイーツの商品名は「ココアマフィン(150円)」と「レモンライスクッキー(8枚入り250円)」。パッケージには、児童がデザインしたオリジナルのシールを貼り、販売した。
イベント当日は、児童らが特設ステージで華麗舞に関するクイズを行ったり、のぼり旗を持って会場内を練り歩いたりし、同商品のPRを行ったところ、販売ブースにはオープン前から長い列ができた。
柴田さんが限定製造したマフィン300個、クッキー400個は、1人3個までの販売制限が掛かるほど好調に売れ、併せて販売した華麗舞も全て完売した。
購入した来場客は「マフィンがもちもちしていておいしい。クッキーもレモンの酸味がよく出ている」と絶賛。
児童は「シールを真っすぐ貼るのが難しかった」「売れるか不安だったけど、たくさんのお客さんが並んでくれて、全部売れてうれしかった」と笑顔で話した。
(武藤健一)

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