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にいがた版 4月2週号

サラダほうれん草
栽培を広めたい

駒形圭太さん 南魚沼市

ハウス20㌃で「サラダほうれん草」を栽培する他、水稲13㌶を作付けしている南魚沼市茗荷沢新田の駒形圭太さん(37)。13年前に就農し、2017年から「農事組合法人えちご魚沼」の代表を務めている。南魚沼市で唯一のサラダほうれん草農家で、その魅力を発信している。

(4-2)トップ「西潟研二」

「サラダほうれん草を広めたいです」と駒形さん

「サラダほうれん草は無農薬で栽培しているので、そのままでも安心して食べられます」と話す駒形さん。あくが少なく、シャキシャキした食感が楽しめる野菜だ。
水耕栽培のため、通年で収穫できる。「季節によって成長に偏りが出るので、10品種ほど栽培し、年間を通してなるべく同じ品質で出荷できるように心掛けています」と話す。
駒形さんの家では、2000年に「施設園芸産地育成事業」を活用してハウスを設置し、サラダほうれん草を20年間栽培している。
「ハウスの設置や水耕栽培の設備などに費用が掛かるので、簡単に栽培を始めることは難しいと思います。でも、周りの農家にも栽培に取り組んでもらい、南魚沼産サラダほうれん草の知名度を上げたいです」と力を込める。
駒形さんは農薬不使用で栽培しているため、病害虫には特に気を使っている。湿気に弱く、病気が出てしまうと収穫ができないため、ハウス内の温湿度管理をこまめに行う。換気の際に害虫が入らないように、網目の小さい被覆材を使うなど工夫をしている。「薬剤防除ができないので、設備の消毒やハウス内を清潔に保つことが大切です」と話す。
サラダほうれん草の収穫は、機械を使わずに全て手作業で行う。ハサミで1束ずつ丁寧に行い、なるべく傷の少ない状態で出荷できるように気を配っている。
「今後、ハウスを増設して栽培面積を増やしたいです。販路が安定すれば、他の農家さんも栽培に取り組みやすいと思うので、これからも南魚沼産サラダほうれん草を栽培し続けたいです」と力強く話す。
(西潟研二)

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