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にいがた版 11月1週号

行政・地域・個人の連携で獣害を防ごう

長岡市

「長岡市内でイノシシやサルによる農作物被害が増加しています」と話すのは、長岡市の農作物鳥獣被害対策の担当者。近年、少雪などによる影響で野生鳥獣がより多く越冬し、個体数が増加傾向にある。山の餌よりも栄養豊富な作物や柿・クリなどの果樹を狙い、人里への出没が増えている。

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鳥獣被害対策について紹介する長岡市の担当者

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長岡市宮本地域で撮影されたイノシシ(写真提供=長岡市)

長岡市では、野生鳥獣による農作物被害を防止するため、有害鳥獣捕獲や電気柵の貸し出しなど、対策に取り組んでいる。
鳥獣被害対策は「捕獲」、電気柵などで作物を守る「防除」、そして果樹の管理・やぶ刈りなどの「環境整備」をバランスよく実施することが効果的だという。地元猟友会協力の下、捕獲を強化。集落ぐるみの鳥獣被害対策を推進するため、研修会や電気柵を貸し出す仕組みを整え、防除にも力を入れている。
同市では「市が罠(わな)の設置、電気柵の費用面で補助」「地域で電気柵や果樹の管理」「個人で収穫残さを管理し、餌場をつくらない」というように、それぞれでできる対策を分担している。
「獣害対策には行政・地域・個人の連携が必要です」と同市の担当者は市民の協力を仰ぐ。「地域(集落)からの要望に応じた鳥獣被害対策研修会の開催など、地域と一緒になった課題の解決に取り組んでいます。また、有害鳥獣捕獲の担い手となる方を募集していますので、お気軽にご相談ください」と話している。
▽連絡先=長岡市農水産政策課(電話0258・39・2223)
(江口敬人)

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