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にいがた版 1月3週号

西洋ネギ「ロングトン」 栽培方法確立へ全力

上越市

西洋ネギ「ロングトン」の栽培を昨年始めた、上越市下百々(どうどう)の堀口典幹(のりお)さん(34)。国内では珍しい同品種の栽培方法の確立を目指している。

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「ロングトンは甘味が強いネギです」と堀口さん

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西洋ネギ「ロングトン」

堀口さんが栽培しているロングトンは、リーキという西洋ネギの一種。地中海沿岸が原産のユリ科ネギ属の葉菜で、ヨーロッパや北米、オーストラリアなどで広く栽培されている。

▼甘味強くまろやか

国内では静岡県や長野県などで少量生産されている。見た目は、群馬県特産の「下仁田ネギ」に似ており、一般的なネギより甘味が強くまろやかで、ネギ特有のくせがないことが特徴だ。
堀口さんがロングトンを植え付けたのは昨年の5月。太くなるまでに最低6カ月を要し、11月以降に収穫の時期を迎えた。
約10㌃作付けし、そのうち4㌃分は収穫に至らなかった。「来年は別の品種にも挑戦しながら、ロングトンの栽培方法を確立したい」と話す。収穫したロングトンは、同市内のイタリア料理店で使用される。
堀口さんは約1㌶の圃場で、長ネギやキャベツ、トマト、キュウリを栽培し、JAや地元の農産物直売所へ出荷している。モットーは「楽しく農業」。増加している耕作放棄地を活用して、地域の人からも畑作業をしてもらうことで、消費者とつながる体制をつくりたいと考えている。
「子どもも巻き込んで、人々が集まることができる非日常空間を農業という舞台でつくりたい」と夢を話す。
(内藤晋)

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