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にいがた版 8月3週号

野草茶  佐渡の恵みを多くの人へ

佐渡市

佐渡の野草を使用した茶を製造・販売している佐渡市栗野江の「Brillian」。代表の片岡悦子さん(60)が独自に改良を重ねてきた。現在、息子の絢さん(36)とともに野草茶を販売。消費者から人気となっている。。

商品を手にする絢さん
柿の葉ブレンド

「佐渡で取って、佐渡で作った『さどのめぐみっ茶』を飲んでもらいたい」と話す悦子さんは、長崎市出身。SNS(会員制交流サイト)で佐渡の人と知り合い、佐渡を訪れた際に自然豊かなところにひかれ、2012年に移住した。地元の人と交流を深め、知人から野草について教わり、「初めは家庭で飲むお茶からのスタートでした」と話す。
 佐渡の野草は約1700種類あり、自分で作っていくうちに、佐渡の野草茶を多くの人に広めたいという気持ちが強くなり、茶の製造・販売を始めた。17年には息子の絢さんも佐渡に移住。親子で野草茶の販売を本格的に開始した。
 初めは手作業で製造。ワークショップやイベントで手売りをし、その場で感想を聴き、独自に改良を重ねた。19年には機械を導入して製造を拡大した。
 現在は、従業員2人と共に4月下旬から10月まで野草を収穫して製造。主に20種類の野草を使用し、3種類の茶を販売している。原料が野草のため、必ずしも自生しているとは限らず、採取するのに苦労するという。

▼受注後にブレンド、焙煎 香りの良い状態で提供

「知識、経験がゼロの状態から始めましたが、自分たちからお客さまに寄り添い、独自に改良を重ねてきました。商品は発注を受けてからブレンド・焙煎(ばいせん)して、香りの良い状態を提供しています」と話す絢さん。
 現在は、コロナウイルスの影響でイベントなどが自粛され、消費者と触れ合う機会が減っているという。「今の私たちがここまでこられたのは、お客さまの声があったからこそ」と悦子さん。「より良い製品を作るには、私たちにはお客さまの声が必要不可欠なので、今後もお客さまに寄り添って、さどのめぐみっ茶を広めていきたいです」と意欲を見せている。

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