農作物共済

加入について

農作物共済は、耕作する面積によって次の基準により当然加入(自動的に加入)することになります。

基準 水稲:25a~35a以上
麦:30a以上

*水稲の基準面積は地域により異なります。

引受方式について

引受方式は、何を単位として減収量をとらえるかによって次のように分けられます。

水稲・麦

一筆方式 耕地一筆を単位として引受・評価を行います。
半相殺方式 農家のみなさんお一人おひとりを単位として引受・評価を行います。
全相殺方式 農家のみなさんお一人おひとりを単位として引受・評価を行います。

水稲のみ

品質方式 農家のみなさんお一人おひとりを単位として引受・評価を行います。
収穫量の概ね全量について、規格ごとの数量が引受年および、原則過去5年間の資料を農業協同組合等から得られることが必要です。

麦のみ

災害収入共済方式 農家のみなさんお一人おひとりを単位として引受・評価を行います。
収穫量の概ね全量について、規格ごとの数量が引受年および、原則過去5年間の資料を農業協同組合等から得られることが必要です。

共済責任期間について

水稲 本田移植期(直播の場合は発芽期)から収穫を行うときまでとなります。
発芽期(移植を行う場合は移植期)から収穫を行うときまでとなります。

※移植期とは、その地方において通常の収穫量を期待できる移植期間をいいます。
※発芽期とは、その地方において通常の収穫量を期待できる播種期間に播種されたものが通常発芽する時期をいいます。
※収穫とは、収穫の適期に刈取り、ほ場から搬出することをいいます。

補償額(共済金額)について

共済金額は、共済責任期間内に共済事故による被害が生じた場合に支払われる共済金の最高額をいい、引受方式により以下のように算出します。

一筆方式 耕地ごとの基準収穫量×0.7×1kg当たりの共済金額
半相殺方式 耕地ごとの基準収穫量の合計×0.8×1kg当たりの共済金額
全相殺方式 耕地ごとの基準収穫量の合計×0.9×1kg当たりの共済金額
品質方式(水稲) 農家ごとの基準生産金額(農家ごとの過去5年間の出荷実績を基にした平均的な生産金額)×0.9
災害収入共済方式(麦) 農家ごとの基準生産金額(農家ごとの過去5年間の出荷実績を基にした平均的な生産金額)×0.9

※一筆方式、半相殺方式、全相殺方式の1㎏当たり共済金額は、平成30年産では、水稲220円、大麦126円(交付農業者)です。品質方式(水稲)の基準生産金額は、政府買入価格等で算出します。災害収入共済方式(麦)の基準生産金額は、契約価格等で算出します。
なお、交付農業者とは、「経営所得安定対策(畑作物の直接支払交付金(数量払))の交付を申請する者」となります。
※共済金額に応じて、農家のみなさんからお支払いいただく共済掛金が算出されます。
※選択する補償割合によって、補償額(共済金額)は異なります。

共済掛金について

共済金をお支払いする財源として、農家のみなさんから共済掛金をお支払いいただくことになります。なお、共済掛金は、国が約半分を負担しております。

共済金をお支払いできる共済事故について

農作物共済の共済金の支払対象となる災害(共済事故)は、次のとおりです。

水稲・麦
  1. 風水害、干害、冷害、雪害、その他気象上の原因(地震・噴火を含みます。)による災害
  2. 火災
  3. 病虫害
  4. 鳥獣害

共済金のお支払いについて

一筆方式 共済事故により一筆ごとに基準収穫量の水稲は2割(麦は3割)を超える被害が発生したとき、その超えた分の減収量(共済減収量)に応じて支払われます。
半相殺方式 共済事故により農家ごとに減収量の合計が基準収穫量の水稲は1.5割(麦は2割)を超える被害が発生したとき、その超えた分の減収量(共済減収量)に応じて支払われます。
全相殺方式 共済事故により農家ごとに増・減収量相殺後の減収量が基準収穫量の1割を超える被害が発生したとき、その超えた分の減収量(共済減収量)に応じて支払われます。
品質方式(水稲) 共済事故により、農家ごとに品質を加味した収穫量が基準収穫量に達せず、基準生産金額の1割以上の生産金額の減少があった場合に支払われます。
災害収入共済方式(麦) 共済事故により、農家ごとに品質を加味した収穫量が基準収穫量に達せず、基準生産金額の1割以上の生産金額の減少があった場合に支払われます。

※共済事故が発生し、支払いに該当すると思われる被害が見込まれた場合、地区のNOSAI部長または共済組合へ連絡が必要となります。
※選択する補償割合によって、共済金は異なります。
※平成27年産麦から畑作物の直接支払交付金の営農継続支払の交付を申請する農家の皆さんの共済金支払方法が見直されました。(270KB)